ヤスデの対策と記録


部屋に侵入したヤスデ対策 駆除方法


ヤスデの性質・行動パターンの記録や、家の敷地に大量襲来するヤスデ対策を紹介。
2021年の梅雨のころに突然襲来し、戸惑いと悪戦苦闘したことの紹介です。
ヤスデ画像なしでサイト構成しています。


部屋の中の移動を把握


 家の建物に侵入したヤスデは部屋に出てきます。

どこからどのように出てくるのか?部屋のどこを移動するのかを知ることで、事前に警戒したり、先回りして駆除対策することが重要になると思います。

食事中に見ると食欲もなくなります。最悪です。

なんとなく嫌な感覚になったので足元を見ると近く(部屋の中心)に居たこともたびたびあります。





部屋に出るヤスデの駆除方法

ヤスデ対策 ヤスデの駆除方法


ヤスデの駆除方法

部屋に出てきたヤスデは出来る限り必要最低限の刺激、かつ短時間で倒す必要がありますw

日本の在来種のヤスデは気づきませんでしたが、このヤンバルトサカヤスデはわずかですが匂いを発しています。台所や洗面所、浴室に入って匂いを感じる場合、周囲を見回せばヤスデがいます。

刺激を与えるとシアン化水素を含む悪臭ガスを放出するので何かの薬品のような匂いがします。

下記の殺虫スプレーで倒す場合も「うねうねしながら終わります」がその時に刺激のある臭いを発します。

ハエタタキでつぶしたり、気づかずに踏みつけると汁が滲むので強い不快感に襲われます。




 駆除方法
殺虫剤(スプレー)
ゴキジェット
頭を狙えばすぐに倒せる 天井などの頭上でもスプレーに勢いがあるためスピード感をもって倒せる
キンチョール
30cmくらいの近さであれば早く倒せる 天井などの頭上では薬剤が広がる感じなので集中攻撃できず多少時間がかかる スプレーに香りがあるので至近距離であればオススメ
ゴキジェトプロ (待ち伏せタイプ)
すぐに倒せます 室内で使うと柑橘系のような香りが強めなので好みがあります
Gなどの待ち伏せタイプなのでその用途がいいかも
虫コロリアース (待ち伏せタイプ)
1ヶ月程度待ち伏せ効果のあるスプレー 嫌な匂いも少ない ヤスデが通りそうなところに事前に吹き付けていると確かに自滅していたり、そこで動かずうねうねしているのを確認しました。

場当たり的にしか使用していませんが、本当に効果的な待ち伏せ効果が1ヶ月近く続くとすれば「部屋に侵入するヤスデに対する大きな武器」となりそうです。




ヤスデの侵入対策


日常生活でヤスデの不快感を感じないようにするためには、自分の部屋や出入りする部屋にヤスデを侵入させないようにすることが一番の対策です。



 個人的に考えた対策は下記の3つ

固体によりますが、室内のヤスデは昼も夜も動きます
とにかく室内に入らせないようにする方法は以下の通りです。

隙間テープ
障子やふすま、ドアの閉めた状態でも存在している隙間をスポンジ状のテープなどで塞ぐ
・障子やドアは5mm程度の隙間はふつうに存在していると思います
ヤスデの厚みは測ったことも見た事もありませんが5mmの隙間であれば通れます
隅っこを移動するので、できる限り隙間を存在させないことが大事です。
待ち伏せタイプの殺虫剤
上記で書いた殺虫剤の待ち伏せタイプをヤスデが通りそうな所や隙間のありそうなところにスプレーしておくと侵入予防対策と駆除効果が期待できます。
待ち伏せの粘着シートのワナ
ヤスデの通り道や部屋の隅ににゴキブリホイホイ鼠とりシートをセットするのも効果的です。
 ・鼠とりのシートの縁がつるつるしている場合はヤスデが通らない場合がありますので、つるつるしないようにテーピングや紙で縁をザラザラに加工するといいと思います。






 ヤスデの大移動のタイミングと大きさ
年2回の大移動と巨大化

住んでいる市区町村や気温・湿度を含むさまざまな環境によって異なりますが、一般的に梅雨や初夏の時期に1回目の大量出現があります。

1回目のヤスデ 1回目の出現するヤスデの大きさは2~2.5cmです。

その年に突然、大量発生・大量出現しているのではなく、数年間水面下(土中)で限界まで大量増殖しているのではないかという気がします。初めての出現なのに大量すぎます。



ヤスデの大量出現の数グラフ
 家の庭(外壁)や大量出現の壁



秋の終わり~冬の初めに2回目の出現があります。(1回目よりも数は大分少ない))

2回目のヤスデ 2回目の出現するヤスデの大きさは3~3.5cmです。

真夜中の外で見るヤスデの量は多くありませんが、1cmほど大きくなっていることに衝撃を受けます。

少ないながらも、各部屋でも暖かさなどにも応じて大きくなったヤスデが出てきます。
1回目のヤスデ対策のノウハウをただちに行うことで不快になる回数を減らすことが出来ます。


 12月下旬の寒波到来のあたりから、室内ではほぼ出なくなりました。










注意事項に関して

 時間を掛けて北上する懸念が指摘されていますが、環境要因などにより全く影響のない場合も多々考えられます。

ヤスデが山や草むらから出てくる対策を重点に取り上げていますが、一般的なヤスデがいる環境(家の庭、鉢、側溝、コケのあるコンクリート壁、緑地帯)どこにでも発生する可能性があります。(出現量が異なる)


※イメージです

個人的に、見ているだけでヤスデが潜んでいる感覚に襲われます。

 個人的な対応策を紹介しており、対策に間違いがある可能性もあります。
  より適切、より効率的な対応策もあると思いますので多角的な情報収集を行うことをおすすめします。

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