ヤスデの対策と記録


ヤスデの移動パターン 部屋と外


ヤスデの性質・行動パターンの記録や、家の敷地に大量襲来するヤスデ対策を紹介。
2021年の梅雨のころに突然襲来し、戸惑いと悪戦苦闘したことの紹介です。
ヤスデ画像なしでサイト構成しています。

 ヤンバルトサカヤスデが、部屋など安心できるべき環境に現れることで不快な日々が始まります。
最初はシロアリなどのように一時的に出てくるだけで終わると思うところですがほぼ毎日出ます。

ということでヤンバルトサカヤスデの室内対策だけではなく、家の中に入れない対策、そもそもどこから多くのヤスデが移動してくるのかの場所、発生エリアを把握する流れになるかと思います。


ヤスデ対策と人間関係




あくまでも個人的な意見です

どこからヤスデが自分の家に侵入してくるのか調べることになると思いますが、真夜中にライトをつけて調べてみると、お隣の敷地、家庭菜園エリアや道路から来ていることがあるかと思います。

間違っても「隣の家からヤスデがきている」「隣の家が対策(不十分)だからだ」というような、隣人に原因があるという考え方をしないように十分に注意したほうがいいと思います。

 そもそも、隣の家族もヤスデに困っている可能性が高いため関係が壊れる可能性があります。

 ヤスデに困っていることの共感や対策の情報共有をすることが極めて有意義です。

ヤスデは5分あれば1mは動きます。

夜8時頃から朝5時頃(朝日の出る頃)まで目的を持って活発に動きます。

来年、再来年と続くことも考えられます。誰かに原因があるものではありません。



ヤスデの移動 昼と夜 & 家と外


朝や昼にもヤスデが室内に出てきます。
夜は昼よりも数多く室内に出てきます。
それだけではなく、家の外壁、庭の石や苔、植木鉢の裏、電柱、側溝
さらには、道路にヤスデが移動していることが把握できます。
一番の問題は、発生エリア・側溝・道路にいるヤスデが家に向かってくることです。


ヤスデの集団移動

個人的に観察した際のヤスデの行動パターンです
梅雨の蒸し暑い夜には特に大群が押し寄せてくるイメージです

駆除剤を撒けば大量のヤスデに驚きます




 近くに「山や草むらなど」があるかないかでも、大量移動の勢いが異なります。

やっぱり真夜中に観察することで状況把握と危機感を持つことができます。


ヤスデの移動力や行動範囲は広いものであり、場合によって数日あれば数軒離れた宅地まで移動する可能性もあります。側溝や庭で大量繁殖する可能性があります。


 家のエリアでの対応
室内でヤスデが出た場合のフローチャート

部屋で目撃したヤスデの退治
スプレー
    
部屋(寝室、ダイニング、浴室、台所など)の侵入対策
隙間テープや通り道にゴキブリホイホイなどを設置する

    
家(建物)の中に侵入させない対策
駆除剤を撒く

    
家(庭・外壁)の境界線からヤスデを侵入させない対策
駆除剤を撒く





 家周辺に駆除剤を使用する場合、1ヶ月で5千円ほど費用がかかる場合があります
雨の多い季節でもあるため粉末の駆除剤は雨風で流されます


 外のエリアでの対応 (夜間)
夜に家のまえに立ってヤスデがどの方向から来るのかを把握する

外壁や道路・側溝などの確認と対策
駆除剤を撒く

    
どこから家周辺にたどりついたのか?

    
山や草むら、緑地帯、側溝、苔のある壁など発生場所の確認
境界線や広さ、発生量の規模が大きいので個人では対応困難




 夜明けに戻ったり移動完了させます


階段の隅や道路の端っこで生き絶えたヤスデが大量に存在することも無視出来ません。

雨上がりの蒸し暑い夜に、これまで以上に姿を現します。トラウマに注意が必要です。

結果的に人の管理下ではない山や草むらに発生しているのならば、そこの境界線に対して薬剤散布する対策で大きな効果が期待されます。

大量発生するエリアを見つけて対策することは、人間関係を含めて極めて冷静になる必要があります。
ほかの周辺でも大量発生していたり、側溝などに大量に潜んでいることもあります。






 ヤスデの大移動のタイミングと大きさ
年2回の大移動と巨大化

住んでいる市区町村や気温・湿度を含むさまざまな環境によって異なりますが、一般的に梅雨や初夏の時期に1回目の大量出現があります。

1回目のヤスデ 1回目の出現するヤスデの大きさは2~2.5cmです。

その年に突然、大量発生・大量出現しているのではなく、数年間水面下(土中)で限界まで大量増殖しているのではないかという気がします。初めての出現なのに大量すぎます。



ヤスデの大量出現の数グラフ
 家の庭(外壁)や大量出現の壁



秋の終わり~冬の初めに2回目の出現があります。(1回目よりも数は大分少ない))

2回目のヤスデ 2回目の出現するヤスデの大きさは3~3.5cmです。

真夜中の外で見るヤスデの量は多くありませんが、1cmほど大きくなっていることに衝撃を受けます。

少ないながらも、各部屋でも暖かさなどにも応じて大きくなったヤスデが出てきます。
1回目のヤスデ対策のノウハウをただちに行うことで不快になる回数を減らすことが出来ます。


 12月下旬の寒波到来のあたりから、部屋にはほぼ出なくなりました。










注意事項に関して

 時間を掛けて北上する懸念が指摘されていますが、環境要因などにより全く影響のない場合も多々考えられます。

ヤスデが山や草むらから出てくる対策を重点に取り上げていますが、一般的なヤスデがいる環境(家の庭、鉢、側溝、コケのあるコンクリート壁、緑地帯)どこにでも発生する可能性があります。(出現量が異なる)


※イメージです

個人的に、見ているだけでヤスデが潜んでいる感覚に襲われます。

 個人的な対応策を紹介しており、対策に間違いがある可能性もあります。
  より適切、より効率的な対応策もあると思いますので多角的な情報収集を行うことをおすすめします。

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