ヤスデの対策と記録


ヤスデの出る環境と生活対応


ヤスデの性質・行動パターンの記録や、家の敷地に大量襲来するヤスデ対策を紹介。
2021年の梅雨のころに突然襲来し、戸惑いと悪戦苦闘したことの紹介です。
ヤスデ画像なしでサイト構成しています。

 ヤンバルトサカヤスデが毎年出ることの想定

ヤスデに対応する生活環境

今年初めてヤスデに対応した経験をしっかりと活かすことで、来年からのヤスデ大量襲来に備えることができます。

ヤスデは少しずつ北上しています。2021年現在は南九州に留まりますが、人や物流により離れたところで確認されることが想定されます。

ヤスデが大量移動するということは、数年前からすでに近くの山や草むらの土のなかで増殖し続け、飽和状態になったから出てきたのかも知れません。
今年、(これまでも)出てこなかったエリアでも現在進行形で増えているかも知れません。




大量移動のグラフ
 家の外周辺で出たヤスデの量(感覚的)



ヤスデ出現と生活環境の対応

ヤスデと生活スタイル

部屋でリラックスしている時に不意打ちで自分の近くに存在しているのはなかなかの負担です。
他の部屋に置いてあるゴキジェットを取りに行ったら、物に隠れたり思いのほか移動しています。


ヤスデと生活習慣


ヤスデのせいで部屋での自分の振る舞いが変わりました。一例は以下の通り

ほぼ全ての部屋にスプレーが置いてあります

床に直接座らないようになった(お客さん対応・こたつ不可)

洋服やカバンなどやヤスデに触られたくない貴重品を上に移動させる

イスに座る、定期的に足元を確認する

部屋の端っこにゴキブリホイホイ・粘着シート(定期的にヤスデ確認)

定期的に待ち伏せタイプのスプレーを噴霧

真夜中に踏む事がないように一番小さい照明(黄色)をつける

雨の日や、雨上がりの夜と翌日はヤスデが増えそうで気になる

ヤスデを連想する模様や集合体がトラウマになる

駆除したヤスデをゴミ箱に入れる行為自体が不快

自分でもよく分からないが嫌な予感がして回りを確認すると、いる。





万が一、来年も再来年もヤスデが出るのなら室内の習慣が変わります。


外でのヤスデの対処


 ヤスデは外から入ってくるので徹底的に家の周りの対策をする必要があります

待ち伏せタイプの粉末駆除剤 または コイレット(粒)を撒く

壁のコケを削り落とす

水分のある壁(家庭用水、山水、コケ)に注意

鉢の裏などヤスデが隠れそうなところに駆除剤を撒く

夜、ヤスデがどのように移動しているのか確認する

駆除剤を撒いた翌日のヤスデを掃除(多い時1日800匹程度)




 梅雨の時期の雨上がりの夜の観察はトラウマものなので注意が必要です。








これまでヤンバルトサカヤスデを知らず初めて家で出た場合、すぐにこのサイトで紹介したような対策をするまでには至らないと思います。数日はその場しのぎで部屋に出たヤスデ退冶をする場合が多いと思います。
あなたの家とたくさんのヤスデが出てくるエリアとどのくらい離れているかによっても異なりますが、本格的に外の対策をし始めるまでの間、毎晩ヤスデが敷地や家屋に入り込んでいることが想像されます。

★ 離れたところが発生エリアだけではなく、側溝やコケのある場所、庭の土などで増えている(最悪なケース)もありえます。

庭で家庭菜園などをしていてヤスデが苦手な方は気分が億劫になるかもしれません。




 ヤスデの大移動のタイミングと大きさ
年2回の大移動と巨大化

住んでいる市区町村や気温・湿度を含むさまざまな環境によって異なりますが、一般的に梅雨や初夏の時期に1回目の大量出現があります。

1回目のヤスデ 1回目の出現するヤスデの大きさは2~2.5cmです。

その年に突然、大量発生・大量出現しているのではなく、数年間水面下(土中)で限界まで大量増殖しているのではないかという気がします。初めての出現なのに大量すぎます。



ヤスデの大量出現の数グラフ
 家の庭(外壁)や大量出現の壁



秋の終わり~冬の初めに2回目の出現があります。(1回目よりも数は大分少ない))

2回目のヤスデ 2回目の出現するヤスデの大きさは3~3.5cmです。

真夜中の外で見るヤスデの量は多くありませんが、1cmほど大きくなっていることに衝撃を受けます。

少ないながらも、各部屋でも暖かさなどにも応じて大きくなったヤスデが出てきます。
1回目のヤスデ対策のノウハウをただちに行うことで不快になる回数を減らすことが出来ます。


 12月下旬の寒波到来のあたりから、ほぼ出なくなりました。










注意事項に関して

 時間を掛けて北上する懸念が指摘されていますが、環境要因などにより全く影響のない場合も多々考えられます。

ヤスデが山や草むらから出てくる対策を重点に取り上げていますが、一般的なヤスデがいる環境(家の庭、鉢、側溝、コケのあるコンクリート壁、緑地帯)どこにでも発生する可能性があります。(出現量が異なる)


※イメージです

個人的に、見ているだけでヤスデが潜んでいる感覚に襲われます。

 個人的な対応策を紹介しており、対策に間違いがある可能性もあります。
  より適切、より効率的な対応策もあると思いますので多角的な情報収集を行うことをおすすめします。

 当サイトにおける画像や文章の転載や再配布は出来ません。